ジャケットの打ち合いに歴史あり。

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こんにちは、セカンドハウス中野です。

今日は仕立屋らしく洋服のお話。

衣服の構造・ディティールには理屈や現在に至るルーツなどあり、

これはきっとゴルフのスイングに理屈があるのと同じなのではと感じます。

例えばメンズとレディースのジャケットやシャツでは、

左身頃が上前になるか右身頃が上にくるかの違いがあります。

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メンズの左上前の理由は、

右利きの人間が多いことから左身頃にボタンホールを作り下前の右身頃にボタンを縫いつけ、

そのボタンを右手で操作してホールに入れる。

これが理屈です。

さてレディースはなぜ逆なのでしょう?

① 左利きが男性より多い。

② 女性特有の右脳を重視した身体的特徴

答えは、どちらも不正解です。

諸説ありますがボタンの発明は13世紀と言われおり、この頃は一部の貴族に間だけに使用された高級品でした。

そんな経緯から女性の洋服は女中が着せ自分で着るものでなかったそうです。

よって着せる側から見て右利きが、着る側にとって男性とは逆の「右身頃が上前」となり今でもその名残が女性の洋服となっています。

スッキリしましたでしょうか?

男性の洋服は軍隊にルーツが多いのですが、この辺りも知ると面白いです。

またの機会にご紹介させて頂きます。